探偵法人東京調査士会で掲載する事例・相談内容の秘密保持について

探偵法人東京調査士会で掲載する事例・相談内容の秘密保持について

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探偵法人東京調査士会では、依頼者や相談者から寄せられた相談内容や事例をもとに記事を作成しています。このページでは、事例や相談内容の掲載時に弊社がどのように依頼者や調査対象者の秘密を守っているのかをまとめています。弊社サイトで掲載する事例や相談内容はすべて法律に準じて、個人が特定されないように一部編集・改変しています。どんな方でも弊社に安心してご相談いただけるよう、私たちが守っている法律や義務の内容、依頼者への配慮内容を知っていただけたらと思います。

 

探偵業法第十条について

「秘密を守る」ことが探偵の義務

探偵として活動するためには、守らなくてはいけない法律と義務があります。それが探偵業法です。探偵の業務では個人情報を扱うことが多く、この法律が守られなければ、意図せずストーカー行為や差別行為に加担してしまうおそれもあります。つまり、探偵業法は、依頼者を適切に守り、調査を安全に行うために欠かせないルールなのです。特に、探偵業法第十条(※1)では、探偵業者が業務で知り得た秘密を他人に漏らすことを禁じています。これは、調査対象だけでなく、相談者自身の個人情報や相談内容も守られるという意味です。この秘密保持義務は、探偵を辞めた後も一生続きます。つまり、一度相談した内容は、相手がどこに所属していようと「生涯守られる情報」ということです。

 

(※1)探偵業法第十条 

探偵業者の業務に従事する者は、正当な理由がなく、その業務上知り得た人の秘密を漏らしてはならない。探偵業者の業務に従事する者でなくなった後においても、同様とする。
引用元:探偵業の業務の適正化に関する法律(令和7年6月1日 施行)|掲載元:e-GOV|2025年10月時点

 

 

一部編集・改変を行う理由

このサイトでは、依頼者や相談者の事例や相談内容、寄せられた質問などを一部編集・改変して掲載していますが、これも探偵業法第十条に準じているためです。事例や相談内容には個人情報が多く含まれるため、名前や場所、状況の一部をぼかすことによって、関係者が特定されるリスクを避けています。これは事実の隠蔽ではなく、法律を守り、依頼者のプライバシーを徹底的に保護するための措置です。そのうえで、実際の悩みや問題構造は、できるだけ忠実に伝わるよう構成しています。私たちは、依頼者の権利と安心を最優先に考え、個人が特定される情報は省いた上で、同じような悩みを抱える方のヒントとなるような事例をご紹介しています。

 

 

どんな情報が秘密保持の対象になるか

守られる情報の範囲は相談内容のすべて

探偵業法第十条における「秘密」とは、氏名や住所などの個人情報だけを指すものではありません。相談時に交わされた会話、依頼の背景、資料の提出、調査対象に関する情報など、ご相談の時点で発生したすべての情報が秘密保持の対象になります。つまり、「何を話したか」「どんな悩みを抱えていたか」といった、相談そのものの存在すら、守られる対象なのです。「これって話していいのかな?」と感じるような繊細な内容こそ、守られるべき秘密だと私たちは考えています。

 

 

どんな内容を伏せて掲載しているのか

既に書き記した通り、弊社が掲載している事例は、相談内容の本質が伝わることを重視しつつ、特定を防ぐための編集や再構成を行っています。たとえば、登場人物の職業・年齢・地域・家族構成などを変更したり、複数の相談を統合して一つのケースとして紹介することもあります。これは事実をねじ曲げるためではなく、守るべき情報を伏せながら、伝えるべき内容を残すというバランスを保つための配慮です。

 

伏せることがある情報
  • 氏名やあだ名、通称
  • 年齢、職業、勤務先
  • 居住エリア(市区町村レベル)
  • 家族構成や関係性(例:兄→友人 などに変更)
  • 相談に出てくる施設名・団体名
  • 日時や期間などの具体的なタイムライン
  • 一部の会話やエピソードの順序・内容(文脈を保ったまま調整)

 

 

安心してご相談いただくために

話すことに勇気がいることを私たちは知っています

私たちのもとに寄せられる相談や依頼は、どれも簡単に誰かに話せるような内容ではありません。「誰にも言えなかった」「こんなことまで話していいのか迷った」そんな声を、何度も耳にしてきました。だからこそ、話してくださったこと自体が勇気ある一歩だと考え、絶対に裏切らないよう最大限の配慮と守秘をもって対応しています。相談した時点で、あなたの情報は法律と私たちの責任のもとに守られています

 

 

守られる安心と伝わる価値を両立するために

私たちは、ご相談いただいた方のプライバシーを守る一方で、同じような悩みを抱える人にとって少しでも役立つよう、事例や相談内容を元にした記事を作成しています。もちろん掲載には細心の配慮を重ね、匿名性を確保しながらも、問題の本質や葛藤が伝わるよう心を込めて構成しています。情報を「伏せる」のではなく、「守りながら伝える」この姿勢を貫くことが、あなたの一歩を無駄にしないために、そして次の誰かの希望になるために欠かせないと考えています。

 

 

事例・相談内容についてのよくある質問と答え

Q1:相談もなく、勝手に掲載されることはあるのですか?

A1:いいえ、無断で掲載することはありません。ご相談内容の掲載は、すべて探偵業法に基づく秘密保持義務のもと、慎重に判断しています。事例や相談内容としての紹介にあたっては、個人が特定される可能性のある情報を完全に伏せ、また相談者の意向を尊重して対応しています。ご希望がない限り、相談内容が掲載されることは一切ありませんのでご安心ください。

 

 

Q2:掲載されている内容で自分が特定されないか不安です。変更もしくは取り下げてもらえますか?

A2:はい、もちろん対応いたします。弊社では、依頼者・相談者が特定されないよう細心の注意を払って内容を一部編集・改変しています。しかし万が一、掲載された内容に対して「特定されてしまいそう」「不安がある」と感じた場合は、掲載の見直し・修正・削除のご要望を承ります。気兼ねなく無料相談フォームまたは0120-77-3372までご一報ください。可能な限り迅速に対応いたします。

 

 

Q3:なぜ事例を掲載する必要があるのですか?

A3:同じ悩みで苦しんでいる誰かの希望のヒントになるからです。掲載しているエピソードは、悩みを抱えた多くの方にとって、「似た状況でも前に進めるんだ」と思える「道しるべ」になることを目的としています。もちろん、すべて法的な秘密保持の枠内で行っております。

 

 

Q4:掲載されているのは本当にあった相談なんですか?

A4:はい、実際に寄せられたご相談をもとに構成されています。ただし、個人情報保護の観点から、登場人物や状況を一部編集し、特定ができないように配慮しています。内容の信頼性を保つために、事実確認を行ったうえで構成しておりますので、ご安心ください。

※完全な記録の再現ではないため、調査記録等とは別物であることをご理解ください。

 

 

まとめ

このページでは、掲載している事例・相談内容に対して、弊社がどのように秘密を守り、どこまで編集・調整を行っているのかをご説明しました。探偵業法によって守られる情報の範囲や、具体的な伏せ方、そして掲載後の対応方針についてもご理解いただけたと思います。探偵法人東京調査士会では、読者の方や相談者の方にとって、信頼して相談できる環境づくりの一環として、今後も秘密保持を徹底してまいります。弊社が掲載する事例や相談内容について何かご不明点や希望がございましたら、お気軽にお問い合わせください。

この記事の作成者

この記事の作成者

東京調査士会調査担当:北野

この記事は、皆様が現在抱えている問題や悩みが探偵調査によって少しでも解決に近づくお手伝いができればと思い、私の調査経験から記事作成をさせていただきました。探偵調査を利用する不安や心配も抱えているかと思いますが、解決への一歩を踏み出すためにも無料相談や記事の情報を有効活用してください。

この記事の監修者

この記事の監修者

XP法律事務所:今井弁護士

この記事の内容は、法的な観点からも十分に考慮し、適切なアドバイスを提供できるよう監修しております。生活の中で起きる問題や悩みには、時に専門家の力を要することもあります。法的に守られるべき権利を持つ皆様が、安心して生活できるよう、法の専門家としてサポートいたします。

この記事の監修者

この記事の監修者

心理カウンセラー:大久保

日々生活する中で、解決することが難しい問題や悩みを一人で抱えることは心身に大きな負担をもたらします。この記事を通じて、少しでも皆様の心の負担を軽くし、前向きな気持ちで生活を送っていただけるように、内容を監修しました。あなたの気持ちを理解し、寄り添うことを大切にしています。困ったことがあれば、どうか一人で悩まず、私たちにご相談ください。心のケアも、私たちの大切な役割です。

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