
YouTubeで有名人が紹介する投資案件を見て、安心だと思い申し込んだら詐欺だった。そのような相談が急増しています。信頼していた人物だと思ったら、実際はAIによって作られた偽物動画。さらに連絡先や運営会社も巧妙に隠され、被害に遭った後は誰に騙されたのかすら分からなくなる危険な手口です。資金だけ失い、泣き寝入りするしかないと思っていませんか。こうしたケースでは探偵調査によって犯人の痕跡を明らかにできる可能性があるため、早い段階で対策を始めることが重要です。この記事では自分でできる対策と、事実を知るための調査の必要性について解説します。
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この記事は下記の方に向けた内容です
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- 投資案内に利用された「動画や広告の痕跡」を保存できているか
- 運営会社や担当者の「身元情報」が残っているか
- やり取りした「アプリやSNSの痕跡」を保持しているか
- 支払い先の「口座や送金記録」の確認ができているか
- 被害対策について「専門家に相談」しているか
YouTubeでの投資詐欺…AI生成の有名人動画を信じてしまった|40代男性からの調査相談
YouTubeで見た有名人の紹介だから安心だと思っていたのに
YouTubeで人気のある投資家や著名人が「誰でも簡単に増やせる」と紹介している動画を見て、興味を持ったのがきっかけでした。出演している人物はテレビでも見かけたことがあり、声も話し方もそのまま。私は完全に本物だと思い込みました。実際に案内された投資サイトに登録し、担当者から連絡が来て、そこから資金を入金するよう指示されました。しかし、しばらくしても利益は引き出せず、問い合わせても「追加投資が必要」「今止めると損失になる」などと言われ続け、ついに連絡が途絶えました。さらに後で調べたところ、動画はAIで本人そっくりに作られた「偽物」だったことが判明。私は騙されていたのです。顔も声も本物のように見えたため、疑うことすらできませんでした。動画の出演者本人が関与していないことを知り、ショックと怒りで頭が真っ白になりました。一体誰が作った動画なのか、どこに送金されたのか、犯人を知りたいのに何も手がかりがないまま。ただ泣き寝入りするしかないのか、不安で夜も眠れません。

YouTube投資詐欺に潜む危険性
AI生成の有名人動画が増加する背景
YouTube上で、有名人が投資を勧めているように見せかけた偽動画から詐欺被害に遭うケースが、今年に入って急激に増えています。2025年7月の警察庁の発表によると、昨年の被害は49件だったのに対し、今年は10月だけで159件にまで増加。わずか数か月で数倍以上に拡大しており、その異常な増え方が問題となっています。こうした詐欺の特徴は、単なる嘘の広告ではなく、AIで顔や声を再現し、著名人本人そっくりに見せて信頼感を与える手口にあります。これに加え、従来はフェイスブックなどで行われていた詐欺がYouTubeを中心とする動画広告に移行しつつあるとされ、より視覚的で説得力のある形へと進化しているのです。表情や話し方まで自然なため、疑うこと自体が難しく、短時間の視聴で「本物」と誤認してしまう危険性があります。動画を入り口とし、SNSやチャットアプリを利用して投資サイトへ誘導するなど、詐欺の手口は複数の媒体を利用して巧妙に行われています。その結果、被害者は自分が騙されていると気づいた時には、送金先も犯人も特定できず、証拠すら残らない状態で資金だけ失ってしまうケースが急増しているのです。
YouTube投資詐欺に関するニュース記事(2025年12月時点)
問題を放置するリスク
YouTubeでの投資詐欺に遭っても、どう対処すればいいのかわからず、時間が過ぎてしまう人が多くいます。しかし、何もせず放置することは非常に危険で、状況が悪化するだけでなく、取り戻せる可能性すら失われてしまうことがあります。どんな問題が起きる可能性があるのか考えてみましょう。
詐欺組織は、逃げる準備をしながら被害者を油断させます。放置すると、サイトやSNSアカウント、送金先が削除され、犯人を追う手段がなくなる可能性があります。証拠が消えれば、事実を知る手がかりも失われます。
詐欺被害は、早期対応で回収できるケースもあります。しかし、時間が経過すればするほど、資金の流れは追えなくなり、返金の可能性が低下します。後から気づいても取り返せるチャンスがゼロになることがあるのです。
詐欺サイトに登録した情報や送金履歴を別の詐欺に使われ、新しい被害に巻き込まれる危険があります。放置することで、詐欺組織に個人情報を握られ続けるリスクが上昇します。
犯人が特定できず、資金も戻らず、誰にも相談できずに放置すれば、被害者は孤独感と不安を抱え続けることになります。「どうせ解決しない」と諦めれば、精神的な負担だけが残り続けることになります。
問題を放置すれば、詐欺組織はさらに活動を広げ、他の人にも同じ被害が出る可能性があります。あなたが行動しなければ、被害は社会的に拡大し続けることになるのです。
YouTube投資詐欺への対処、まず自分でできること
YouTubeの投資動画を信じて被害に遭ってしまった場合、何もせずに過ごすと状況がどんどん悪化する恐れがあります。できる範囲は限られていますが、まずは個人で取れる対策を行うことが大切です。
個人でできる対策
- 証拠をすべて保存する:動画広告、チャットのメッセージ、送金履歴、サイトURLなど、詐欺に関係する可能性のあるものは残らず保存しましょう。特に消されやすいWeb情報は、スクリーンショットで証拠化することが重要です。
- 相手と連絡を取らない:追加投資や引き出しのための手数料など、さらにお金を要求してくることがあります。連絡を続けると、騙されたまま支払いを継続させられる恐れがあるため、むやみに返信しないようにしましょう。
- 送金手段を確認する:銀行、暗号資産、電子決済など、どの手段で送金したのか整理し、入出金記録を確保しておきましょう。後の調査や相談時に重要な手がかりになります。
自己解決のリスク
自分で解決しようと行動することは大切ですが、慎重さを欠くと新たな被害や手がかりの消失に繋がる危険があります。以下のような問題が起きる可能性があるため、自己判断での行動は注意が必要です。
- 証拠を失ってしまう:焦って利用登録を削除したり、アプリをアンインストールしてしまうと、犯人特定につながる履歴やデータを自分で消してしまうことになります。
- 追加被害に誘導される:詐欺グループが「返金のための手続き」「補償プラン」などと称して、さらにお金を要求することがあります。善意に見える提案ほど危険です。
- 個人情報が利用され続ける:登録した名前や連絡先が他の詐欺に悪用され、別の業者から連絡が来る事態に発展する可能性があります。無防備に応じ続けると、被害は拡大していきます。
情報が消える前に動くことが重要ですが、不安や焦りから誤った判断をすると、取り返しのつかない事態になることがあります。被害を最小限に抑えるためにも、慎重に対応する必要があります。
YouTube投資詐欺の真相を知るには専門調査が有効
YouTubeの投資動画を信じて被害に遭った場合、自分だけで解決しようとすると、判断を誤ったり、証拠を失ったりして、さらに不利な状況に追い込まれることがあります。焦って行動するほど、送金記録や犯人の痕跡が消されやすくなるため、まずは事実を正しく把握することが重要です。情報や証拠が残っている段階で調査により、犯人につながる手がかりを追跡することで、被害の拡大を防ぎ、対策を取りやすくなります。
探偵調査の有効性
YouTube広告やリンク先のサイトなど、詐欺の入り口となった媒体から痕跡をたどり、どこから情報が発信されているのかを調査します。広告の登録元や運営者がどこにつながっているのかを探ることで、詐欺グループの背景が見えてくることがあります。
送金した銀行口座、暗号資産ウォレットの履歴などから、その背後にいる人物や組織を追跡する手段を探ります。送金履歴を分析し、資金の流れを追うことで、犯人の実態に近づける可能性があります。
偽投資サイトや登録フォームの情報から、サーバーの場所や管理者の実態を探ります。実在する企業名を悪用している場合、その偽装状況まで明らかになり、被害拡大を防ぐ証拠が得られることもあります。
詐欺に利用されたチャットアプリやSNSアカウントの履歴から、連絡に使用されていた端末、時間帯、IPなど、本人につながる痕跡を調査します。個人で保存しきれなかった部分も、専門的な視点で情報収集が可能です。
詐欺側から「返金のための費用」「追加投資」などを要求されるケースも多くあります。調査により隠された手口がわかれば、不必要な支払いを防ぎ、追加被害を回避しやすくなります。
証拠を確保することで、弁護士と連携した法的対応が取りやすくなります。犯人に近づく手がかりがあるだけでも、返金交渉や被害回復に向けた選択肢が広がり、泣き寝入りにならずに済む可能性が高まります。
YouTube投資詐欺の犯人につながる具体的な調査と費用
オンライン詐欺で行われる調査について
YouTubeの広告を入口に、有名人を装った投資案件へ誘導され、金銭をだまし取られた今回のようなケースでは、複数の手法を組み合わせて犯人につながる痕跡の収集と、資金の流れや関与者の実態を明らかにするための調査を行います。詐欺グループは逃走を前提に動いているため、連絡手段や送金口座、投資サイトやアプリなど、被害者との接触に使った媒体を短期間で消す傾向があります。そのため、単に相談を受けるだけでは事実は見えてこず、デジタル情報と人物の関連性を立体的に追う必要があります。ここでは、今回のような詐欺被害で実施される主な調査内容をご紹介します。
今回の事例に関連する主な調査内容
YouTube広告や偽投資サイト、連絡に使われたチャットアプリやメールの痕跡を解析し、情報発信元やサーバーの位置、使用端末の手がかりを追跡します。削除された画像やチャットの復元、リンク先の構造解析なども行い、犯人につながるデータを確保します。
詐欺サイトの運営実態を調べ、どの企業名を悪用しているか、運営元が偽装された法人か個人かなどを精査します。詐欺グループが海外を拠点にしている場合でも、使用している決済手段やIP情報などから実態把握を試みます。
投資サイトで名乗っている企業や担当者名が実在するのか、法人登録の有無、過去のトラブル履歴、反社会との関係性などを精査します。架空名義での運営や、第三者の名前を悪用している場合には、その偽装の実態を明確にします。
担当者とされる人物の身元や所在地を調査します。偽名や別人のプロフィール画像を使用しているケースでも、連絡方法や行動パターンの痕跡から、実在する人物にたどりつける場合があります。
今回の事例における調査費用
- 調査期間:1週間〜2週間(デジタル鑑定+実体追跡+証拠保全)
- 費用目安:20万〜60万円(税別・実費別)
費用には、チャットや広告の鑑定、サイト解析、サーバー・発信元調査、人物特定のためのデータ追跡、送金先の資金調査、証拠として提出可能な報告書作成などが含まれます。被害規模や使用された媒体が多いほど追加調査が必要となるため、状況に応じた最適なプランをご案内しています。
YouTube投資詐欺の真相を知り、泣き寝入りを防ぐために
専門家へご相談ください
YouTubeの広告から誘導され、有名人の名をかたる投資詐欺に遭った場合、時間が経つほど痕跡は消され、事実をつかむ前に手遅れになる可能性があります。犯人が誰なのか、それとも海外に拠点があるのか、資金がどこへ送られたのか。この全ては、証拠が残っているうちに追跡しなければ、何も分からなくなってしまいます。自分で調べようとしても、相手とやり取りを続けてしまい、追加被害に巻き込まれる危険があります。また、誤った対応で証拠を消してしまい、返金の可能性すら失われることもあります。だからこそ、まずは事実を知るための調査が重要です。調査によって犯人につながる手がかりを確保できれば、返金交渉、法的手続き、再発防止へ向けた行動が見えてきます。ひとりで抱え込まず、専門家にご相談ください。無料相談では、不安な状況の整理や証拠保存のアドバイスも行っています。この一歩が、泣き寝入りを防ぎ、自分の資産と今後を守るための大切な判断につながります。
この記事の作成者
東京調査士会調査担当:北野
この記事は、皆様が現在抱えている問題や悩みが探偵調査によって少しでも解決に近づくお手伝いができればと思い、私の調査経験から記事作成をさせていただきました。探偵調査を利用する不安や心配も抱えているかと思いますが、解決への一歩を踏み出すためにも無料相談や記事の情報を有効活用してください。
この記事の監修者
XP法律事務所:今井弁護士
この記事の内容は、法的な観点からも十分に考慮し、適切なアドバイスを提供できるよう監修しております。生活の中で起きる問題や悩みには、時に専門家の力を要することもあります。法的に守られるべき権利を持つ皆様が、安心して生活できるよう、法の専門家としてサポートいたします。
この記事の監修者
心理カウンセラー:大久保
日々生活する中で、解決することが難しい問題や悩みを一人で抱えることは心身に大きな負担をもたらします。この記事を通じて、少しでも皆様の心の負担を軽くし、前向きな気持ちで生活を送っていただけるように、内容を監修しました。あなたの気持ちを理解し、寄り添うことを大切にしています。困ったことがあれば、どうか一人で悩まず、私たちにご相談ください。心のケアも、私たちの大切な役割です。
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